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【キャリアに悩んでいる方向け】SIerから選べる転職先は?おすすめの業種と転職活動の注意点

【キャリアに悩んでいる方向け】SIerから選べる転職先は?おすすめの業種と転職活動の注意点

SIerに勤務されていて、今後のキャリアについて悩まれている方は多いのではないでしょうか。たしかに、SIerで働いていると、

長時間労働できつい
下流工程の仕事ばかりで面白くない
技術が身についている感覚がない

など、さまざまな悩みを抱えられることがあるかと思います。一方で、比較的規模の大きい会社であれば、

福利厚生が整っていて安定している

というのも、SIerの特徴の一つです。その恩恵にだけしがみついて、環境を変えられない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、SIerからの転職で何を重視するか、に焦点を当て、各重視ポイントでのおすすめの転職先をご説明したいと思います。

この記事のまとめ!
  • SIerが転職を考える理由には、給料の低さや仕事のやりがいなどが挙げられる。
  • SIerから選べる転職先は、上流の大手SIerや外資系IT企業、ITコンサル企業、事業会社、Web系企業などが挙げられる。

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SIerからの転職を考える理由

ここからは、SIerからの転職を考える理由の一例をご紹介します。SIerからの転職を考える上で、周りのSIerの人がどのような理由で転職しているかを知ることで、転職の判断に役立つのではないでしょうか。

【理由①】給料が低い

SIerからの転職を考える理由の一つとして、給料が低いことが挙げられます。特に、二次請け、三次請けのSIerは一次請けのSIerと比較して給料が低かったり、福利厚生が整っていなかったりします。

さらに、SIer自体長時間労働になりがちです。長時間労働の割に給料が低いということで、SIerから転職を考えるのも無理はありません。

【理由②】保守・運用など下流工程の業務が多い

会社やその会社の中の部署にもよりますが、保守・運用などの下流工程の業務が多いというのもSIerからの転職を考える理由の一つです。

保守・運用となると、何か新しくITサービスを開発している感覚は得られず面白みを感じにくくなります。また、定期的なメンテナンスや監視のために夜勤をしなければならないことも多々あります。

このような、業務自体の面白みのなさや夜勤のような不規則な時間の業務に耐えられず、転職を考える人もいます。

【理由③】最先端の技術に触れられない

これもまた会社や業務にもよりますが、最先端のIT技術に触れられないというのも、転職を考える理由の一つになります。

もちろん中には、AWSやAzureなどのクラウドサービスを利用してシステム開発をしていたり、GOやPythonといったモダン言語を使ったアジャイル・スクラム開発を行っているところもあります。

しかし、多くはレガシーシステムを扱ったウォータフォール型の開発をメインとしていたり、中にはCobolのようなレガシー言語を使った開発・保守・運用を行っているところもあります。

このような環境から、IT人材としての将来に不安を感じる人や、技術志向でやりがいを感じられない人が転職考えることになります。

SIerから選べる転職先

SIerからの転職を考える際は、上記のような不満が転職先で解消されるかどうかを考慮する必要があります。ここからは、SIerからの転職先の一例と各転職先の特徴をご紹介します。ご自身の現在の不満が、各転職先で解消されそうかどうかを見極めることが重要です。

大手のSIer(一次請けのSIer)

大手のSIerは一次請けであることが多いことから、クライアントと直接やりとりする要件定義などの上流工程に携われることが多いです。
保守・運用などの下流工程しか業務で携われていないことに不満を感じられている方は、一次請けの大手SIerへの転職で不満が解消されるのではないでしょうか。

また、大手のSIerというのは企業規模も大きいため、福利厚生が整っていることが多いです。
現職の給料にも不満がある方は、ご検討の余地があるのではないかと思います。

例:大手のSIer(一次請けのSIer)

外資系IT企業

外資系IT企業は、日系企業と比較して給料が高めであることが特徴の一つです。
また、実力主義的な傾向が強いため、これまで培った実力を試したい方や、さらにスキルアップされたい方におすすめです。

高いコミュニケーションスキルや技術スキルなどが必要となるため、転職の難易度は高めですが、SIer出身者で外資系IT企業へ転職するケースは多々あります。

ITコンサル企業

SIerよりさらにクライアントの経営層と近い距離で業務に携わりたい方におすすめなのが、ITコンサル企業です。クライアントが抱える経営課題をITで解決するのが業務であり、システムの導入から運用まで幅広いスキルが必要となります。

また、ITスキルのみでなく、クライアントのビジネスを熟知するための知識や、クライアントを納得させるための論理的な説明能力など、幅広いビジネススキル必要となってきます。

事業会社

事業会社とは、銀行やメーカーなどIT以外の業務を生業としている会社のことです。SIerから事業会社に転職をすると、培ったITスキルをその事業会社の事業戦略に直接活かすことができます。

プロジェクト開始前のフェーズから関わることが多くなるため、経営層寄りの視点を磨くことができます。後々は、CIOのようなテクノロジーで企業の事業戦略を支えられる人材になりたい方におすすめです。

Web系企業

Web系企業は、特に最近のトレンド技術を取り入れて開発しているのが特徴です。現職のSIerで、「古めかしい技術しか活用できない」「もっと最新のIT技術を利用したい」といった願望がある方におすすめの企業です。

ただ、エンジニアとしてWeb系企業へ転職する場合は注意が必要です。それは、SIerと比較して技術力志向が強いからです。SIerはプログラミングなどの手を動かす部分は外注することがほとんどなのに対し、Web系企業は自社のサービスを作っていますから開発を自社内で行いことがほとんどです。

そのため、

  • 技術力に自信がある
  • 自分の技術により磨きを掛けていきたいという強い思いがある

という方には適性のある企業ですが、そうでない場合は転職前後の環境にギャップを感じられるかもしれません。

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まとめ

今回は、SIerからの転職先として考えられる一例をご紹介してきました。さらに、SIerからの転職を考える理由もいくつかご紹介してきました。

周りのSIerの人が、どのような不満を抱えがちなのか、またそれと比較して自分の環境はどうなのかを考えることで、自分がなぜSIerから転職したいのか考えを整理できるのではないでしょうか。

この記事が、SIerからの転職を考えている方に少しでも役に立てば幸いです。