【日商簿記3級】売掛金と買掛金とは？仕訳の方法をわかりやすく解説！

分記法・・・商品（資産）の増加、減少で仕訳を行う方法。

三分法・・・仕入（費用）や売上（収益）を使って仕訳を行う方法。

仕入戻し・・・仕入れた商品を仕入先に返品すること。

売上戻り・・・売り上げた商品が得意先から返品されること。

仕入諸掛り・・・仕入れる際に発生する運送会社への運賃や保険料など。

売上諸掛り・・・売り上げた商品を発送する際に発生する運送会社への運賃や保険料など。

（例）A㈱は、B㈱から商品を100円で仕入れ、代金を現金で払った。（分記法）

（例）A㈱は、100円で仕入れた商品をC㈱に150円で売り上げ、現金で代金を受け取った。（分記法）

（例）A㈱は、B㈱から商品を100円で仕入れ、代金を現金で払った。（三分法）

（例）A㈱は、100円で仕入れた商品をC㈱に150円で売り上げ、現金で代金を受け取った。（三分法）

（例）「買掛金の処理」

Step１：A㈱は、B㈱から商品を100円で仕入れ、代金は掛けとした。

Step２：その後、買掛金を現金で支払った。

（例）「売掛金の処理」

Step１：A㈱は、100円で仕入れた商品をC㈱に150円で売り上げ、代金は掛けとした。

Step２：その後、売掛金を現金で回収した。

（例）「仕入戻しの処理」

Step１：A㈱は、B㈱から商品を100円で仕入れ、代金は掛けとした。

Step２：しかし、商品のうち、一部品違いがあったため、10円分を返品した。

（例）「売上戻りの処理」

Step１：A㈱は、100円で仕入れた商品をC㈱に150円で売り上げ、代金は掛けとした。

Step２：しかし、商品のうち、一部品違いがあったため、10円分返品された。

（例）「仕入諸掛りの処理」

A㈱は、B㈱から商品を100円で仕入れ、代金は掛けとした。また、その際取引運賃10円を現金で支払った。

（例）「売上諸掛りの処理」

A㈱は、100円で仕入れた商品をC㈱に150円で売り上げ、代金は掛けとした。また、その際取引運賃10円を現金で支払った。